神の子たちの交わり【前編】

福音&主題メッセージ
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神の子たちはお互いどのような関係にあるのでしょうか?
また、神の子たちは何をするように導かれているのでしょうか?
聖書を通して確認していきましょう。

神の子たちの交わり【前編】

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【ノート】
イエス様を信じる者たちは神の子だ。この事実にしっかりと立つときに、私たちは救いを確信し、神の子としての権威を持って歩めるようになる。イエス様のように父なる神様の御声を聞けるようになる。イエス様のように愛に満ちた者となる。病人を癒し、悪霊を追い出し、死人を生き返せるようになる。神の子は聖霊様に導かれる。聖霊様が、神の子がするべきことを教えてくれる。ローマ8:14。だから、聖霊様に導かれれば、どのように生きれば良いのか、なにをすれば良いか迷うことは全くない。とはいえ、聖霊様は単独で働かれるというよりは御言葉と共に働く。イエス様は御言葉が人間の肉体をとって来られた方。なので、聖霊様は御言葉なるイエス様と共に働かれるお方。天地創造の時にも、神の霊が水の上に動いているときに、「光あれ」という御言葉によって創造がなされていった。そのため、神の子たちがまずすべきことを、御言葉を通して学んでいこう。

最初に、神の子たちは、お互いどういう関係なのかを御言葉を通して確認しよう。私たちが互いにどういう関係なのかは、私たちに神の子となる権威を与えてくださった方に聞けばわかる。神の独り子であられるイエス・キリストに聞こう。マルコ3:32-35。イエス様は「ここに私の母、私の兄弟がいる。神の御心を行う人こそ、私の兄弟、姉妹、また母なのだ」と言われた。そこにいた人たちはイエス様の御言葉を聞いていた。今の私たちとまさに同じ状態だ。イエス様の御言葉を聞くとどうなるか?ローマ10:17では「信仰は聞くことにより、しかも、キリストの言葉を聞くことによって始まるのです」と書いてある。御言葉を聞けば、イエス様を信じる信仰が与えられ、神様の御心を行う者となるのだ。これはクリスチャンのことだ。イエス様はクリスチャンのことを、兄弟、姉妹、母と呼んでくださっている。確かによく考えれば、イエス様も私たちも神の子であり、天のお父様が神様であるならば、私たちは天のお父様にあって兄弟姉妹であるということがいえる。そして、イエス様は私たちを兄弟姉妹と呼んでくださった。しかも、イエス様は自分の肉による家族を差し置いて、私たちこそが兄弟姉妹であると呼んでくださっている。私たちは互いに兄弟姉妹だ。イエス様は肉による絆よりも、信仰による霊的な絆の方がもっと強いとはっきりと断言しているのだ。私たちは、イエス様にあって神の家族となっている。エフェソ2:19。神の家族が与えられているということは、私たちはどんなときでも一人ではないということだ。今や一人暮らしの人が多い時代、終わりの時代の特徴としてイエス様が語られた愛が冷えた時代だ。多くの人が独り、孤独に生きている。しかし、イエス様を受け入れた時から、もはや孤独とは無縁なのだ。あなたにはいつもイエス様が共におられる。そして、たとえ肉による家族が周りにいなくても、教会に行けば、そこには兄弟姉妹がいる。ある人たちは父や母のような年齢の人たち、ある人たちは自分の子供にあたるような年齢の人たちがいるのだ。そこでは、誰もが受け入れられている。歓迎されている。認められている。愛されている。一緒にいるだけで嬉しい。喜び。詩編133。あなたは一人ではない。神の家族へようこそ!

互いの関係性はわかった。では、何をすればよいのか?簡単にいえば、神の子たちがまずすべきことは、互いに愛し合うことだ。これは特別に命じられていなくても、神の子となることによって、ごく自然に起こるべきことだ。Ⅰヨハネ5:1-2。神の子は、神様を愛するならば、同時に神の子供たちを愛する。クリスチャンの兄弟姉妹たちを愛する。イエス様も、弟子たちに新しい掟としてこのことを語った。ヨハネ13:34-35。でも、互いに愛し合うってどういうことなのか?分解して大きく4つの点で語る。

第一に、互いに愛し合うということは、一つになるということ。一つになるということは、神の民が誕生する上では絶対に必要な課題だ。創世記の学びをすると、イスラエルの十二部族は、女同士の死に物狂いの争いによって生まれていったのを見ることができる。最初から争いがあり、一つになっていなかった。それでは神の民としてふさわしくないため、20章もかけてイスラエルが一つとなるために行程を通ることになる。最終的にヨセフを通して和解がなされる。ヨセフは兄弟たちに裏切られてエジプトに奴隷として売られて、罪人として濡れ衣を着せられて牢屋に入れられて死んだような状態になるが、ファラオの夢を解き明かすことによって復活を遂げ、エジプトの総理大臣に立てられて、7年間の飢饉から世界を救い、兄弟たちを許して和解することになる。これは、まさにイエス様の型。イスラエルと似て、イエス様の弟子たちもいつも一つになれなかった。いつも「誰が一番偉いか」ということで議論し、互いに相手を出し抜こうとしていた。そんな弟子たちを一つにすることがイエス様の悲願だった。イエス様はユダに裏切られ、罪を一つも犯したことのない正しい方であるのに罪人として十字架にかけられて死なれ、三日目に復活されて、天に昇られて、聖霊のバプテスマを弟子たちに授けて弟子たちを一つにした。イエス様は弟子たちが一つになることを十字架にかけられる前に祈られた。ヨハネ17:20-23。イエス様は弟子たちが一つになるように願い、弟子たちの宣教によって信じるすべての人たちも一つになるように願った。このすべての人たちの中に私たちがいる。イエス様は私たちが一つになることを願っておられる。どのくらい一つになることをイエス様は願っておられたのか?21節では「父よ、あなたがわたしの内におられ、わたしがあなたの内にいるように」とある。これは、三位一体の神様が一つであるのと同じくらい、完全に一つとなるということだ。三位一体の神様の間には少しも分裂がなく、少しの不和もなく、永遠に完全な愛で愛し合い、一つとなっている。そのくらいの程度で、クリスチャンが一つとなることをイエス様は願っておられる。そんなことできるのか?できるし、できた。あのいつも「誰が一番偉いのか」と議論していた弟子たちは完全に一つとなったので、教会が誕生し、新しい契約の神の民ができたのだ。また21節の「彼らもわたしたちの内にいるようにしてください」という箇所から、クリスチャンが一つとなるのは、クリスチャンが三位一体の神様の愛の交わりの中に入ることによってだとわかる。人は神の子とされた時から、聖霊様を通して三位一体の神様との無限の愛の交わりを体験し始めるが、その交わりは兄弟姉妹たちとの横の関係にも発展し、すべての人が一つにされていくのだ。交わりというのは、何かを分かち合うことだ。いつも分かち合うのは神様の愛だ。それを集会の時間を共にする中で分かち合う。さらには、どんなことでも分かち合う。ローマ12:15。これをすると喜びは何十倍にもなり、悲しみは何十分の一になってしまう。イエス様はこれを弟子たちとなさった。御国の喜びを分かち合ったし、十字架の前のゲッセマネでは悲しみも分かち合った。クリスチャンはイエス様にあって人生を共有していくのだ。私たちは一緒に生きていくのだ。

また、弟子たちはイエス様の十字架を経て一つとされた。エフェソ2:14-16。十字架によって神の愛と赦しを確認し、赦されている者として互いを赦すようになる。赦すことができないのは、イエス様の十字架がわかっていないから。自分自身がどれだけ罪深い者で、赦しが必要なのかがわかっていないから。高慢になって何も見えていないから。赦せないというとき、私たちはイエス様の十字架を否定してしまうことになる。兄弟姉妹との間にわだかまりがあるときには、イエス様の十字架の目の前に立とう。神の恵み深さと自分の罪深さを悟ろう。そうすれば、喜んで誰もかれも赦すことができる。
さらには、弟子たちは聖霊様による交わりによって一つとされた。Ⅰコリント12:12-13。エフェソ4:3。クリスチャンは全員が同じ聖霊様をいただいている。だから、クリスチャンはみんなが聖霊様に満たされると、聖霊様は同じ思いや考えを与えるので、仲間割れとか、意見の不一致ということが起こり得なくなる。もし、教会で話し合いを持っても意見が割れてしまい、対立してしまうのだとすれば、分派分裂が起きてしまうのだとすれば、それは聖霊様ではない変な霊の働きに身をゆだねてしまっているということ。自己中心の罪を告白し、聖霊様に満たされよう。神様が何を私たちに命じておられるのか、聖書を開いて確認しよう。能登に行くときに嬉しかったのは、能登に行くように神様が語られたことについて、全員が一致したことだ。ディボーションでも、神様のメッセージは一致して「行きなさい」ということだった。聖霊様によって一致するときに、教会は主の御心を力強く行うことができる。
一つとなるということを確認するのは、聖餐だ。同じイエス様の御体であるパンを分けて食べるので、イエス様にあって一つとされる。聖餐にあずかるときはいつも覚えていてほしい。聖餐に共にあずかる

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