神の主権的支配を悟る

福音&主題メッセージ
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これを悟れば、あなたはすべての出来事の中に神様を見出すようになります。神様を畏れ、神様に祈り、神様の最善の計画を信じて希望を持って生きるようになります。そして、豊かに実を結びます。

神の主権的支配を悟る

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【ノート】
今日、私たちは神の主権的支配を悟る者になろう。詩編103:19。神様がすべてを治めておられる。神様がすべてを支配しておられる。神様は聖なるお方。神様は正義をなさるお方。神様は愛に満ちておられ、憐れみ深いお方。神様は最も賢い方であり、全能の方。神様はそういう方として、すべてのものに対して主権的な支配を働かせておられる。歴代誌上29:12。だから、神様が言われたことは必ずなる。御言葉に従えば必ず祝福されるし、御言葉を無視すれば必ず祝福されない。神様の統治は私たちの人生のあらゆる状況のすべてのすべてにおいて及ぶからだ。神様は主権をもってそのきよく、思慮深く、完全な計画を実現なさるべく、万物を支配しておられる。

神様がすべてを支配しておられるというとき、いろいろと疑問を持つ方がいる。この世界には犯罪があるし、戦争があるし、自然災害がある。目も当てられないような大きな不幸が存在する。教会が堕落したり、力を失ったりすることもある。愛に満ちた神様がすべてを支配しておられるならば、どうしてこういうことが起こるのか?人はそういうふうに考えてしまう。これは人間の頭の限界によって起こることだ。神様のお考えはいつも私たちよりもはるかに優れている。イザヤ55:8-9。神様は計り知れない知恵で世界を治めている。あまりにもその知恵がすごすぎて、人間のちっぽけな頭では理解できないでいるのだ。どうしても、神様がなぜこのことをなされたのか、理解できないということはある。そういうときは、神様を賛美しよう。「私には計り知れない知恵でこのことをなされた神様を賛美します。」
それでも、もう少しだけ考えを進めてみよう。神様はすべてを支配しておられるのに、なぜ大変な不幸が起こることはあるのか。地上の不幸には大きく4つの原因が考えられる。第一に、人間の罪。第二に、悪魔。第三に、被造物のうめき。第四に、神様による裁き。はたまたこれらの組み合わせによって不幸が起こりうる。まず、人は罪を犯す。犯罪や戦争は神様のせいではなく、人間のせいだ。神様はすべての人を改造して、強制的に罪を犯せないようにすることができないわけではない。しかし、神様は愛であるがゆえに私たちの人格を尊重してくださるお方だ。神様は私たちの自由意思を尊重してくださる。私たちが望んでもいないのに勝手に別人格に変えてしまうということはなさらない。神様はどこまでも紳士的なお方だ。それで、どうしても被造物世界には人間の罪によって不幸が起こることがあるのだ。同じ理由で、悪魔が悪さをすることもある。また、被造物のうめきによって災害が起こるということもある。ローマ8:22。人間の罪の呪いのあおりをうけて被造物はうめくようになった。地震や台風や火山の爆発といった災害は、被造物のうめきによることがある。最後に、神様御自身が人間の罪を裁くための懲らしめとして不幸をもたらすことがある。ノアの時の洪水、エジプトの十の災い、ソドムとゴモラの滅亡、カナンの地の征服は神様の裁きとしてなされたことだ。人間の罪が極みに達し、手の施しようがなく、それ以上放置しておけば他の人々にまで危害が及ぶという状況の時に、神様は裁きを下された。そして、いろいろ原因によって不幸なことが起こっても、私たちについては不幸が不幸で終わらない神様の導きがある。ローマ8:28。人間の罪も、サタンも、自然界の猛威をも、神様の良い支配を妨げることはできない。神様が益としてくださる。神はこうしてみると、地上に存在する不幸にすら、神の主権的支配を大いに見ることができる。そして、すべての不幸は最終的にイエス・キリストによって終止符が打たれることになる。イエス様が私たちの罪を取り除き、悪魔を滅ぼし、被造物を解放し、神の王国を地上に打ち立てる時、神の主権的支配はすべての人の目に明らかな形でなされることになる。黙示録11:15-17。
私たちは神の国に属する者だ。神の国は、この世においては、神の支配の中に現れる。ルカ17:21。私たちの間に、神の支配が強く臨むそのところに、神の国はある。「御国を来たらせたまえ」という祈りは、神の支配をこの地に、私の人生に及ぼしてくださいという意味。そう祈るからには、私たちは、世の人よりもずっと神様の主権的支配に確信を持ち、敏感でなければならない。神様の主権的支配を確信する者は、積極的に神の支配を自分の人生に歓迎し、世にいながら神の国の義と平和と聖霊の喜びを体験しながら歩めるようになる。神の主権的支配の特徴を大きく4つとりあげる。

第一に、神の主権的支配はあらゆるものに及ぶ。最も強いものから最も取るに足りないものに至るまで及ぶ。神様の配下の光の天使たちに神様の支配が及ぶのは当然だ。では、神様に敵対する勢力の中で最も強いのは誰だろうか?サタンかもしれない。天使のうちの三分の一を味方につけ、Ⅱコリントには「この世の神」と書いてあり、まるで絶対的な支配者かのように地上で君臨し、人類の大半から崇められている。では、神様の主権的支配はサタンに対してどのように及ぶのだろうか?ヨブ1:9-12。ここでサタンは神様にヨブを試すために、その財産を奪うことを勧めている。神様はサタンに命令を下し、ヨブの財産に手を付けることを許容する。ただし、ヨブ自身に手を出すことは許されなかった。サタンは出て行ってその通りにヨブの財産を駄目にしてしまう。どうしてサタンはわざわざ神様にヨブを試すように勧めなければならなかったのか?どうして独断でヨブの財産を奪わなかったのか?できなかったからだ。サタンは神様の許しなしには何もできない。私たちはいつも神様から守られていて、最も強いサタンすらも無暗に手出しできない。最も取るに足りないものといえば何だろうか。イエス様は鳥を例にあげられた。マタイ6:26。貯蓄をしない鳥すら神様に養われている。ましてや、私たちは神様から当然養われる。経済的な心配をする必要は全くない。マタイ10:29-31。雀の命すら、神様の主権的支配下にある。神様のお許しなしには、雀すら命を失うことがない。ましてや、私たちの命には神様はもっと強い関心を持っておられる。髪の毛の数といった取るに足りないものにまで関心を持っておられる。神様のお許しなしにはこの世を去ることはない。私たちがこの世を去るときは、いつも神様がよしとしているとき、それはいつもふさわしいときなのだ。鳥や人のみならずあらゆる動植物も神様の主権的支配の中にある。詩編104:21,28-29。動物たちは神様の主権的支配にある。ヨナ4:6-7。木や虫も神様の主権的支配にある。天体や天候も、神様は意のままになさる。天体や天候が時や季節に従って規則正しく変化していくのは、神様の愛と恵みによる。マタイ5:45。必要あれば、神様は天体を止め、天候を変える。ヨシュアが命じると天体が止まった。エリヤが祈ると三年間雨が降らなかった。イエス様が命じると嵐はなぎになった。全部神様の御業であり、主権的支配によるものだ。同じように私たちが祈ると、神様は雨が降らないようにしてくださり、台風が大事な日程に直撃しないように避けて通るようになる。国も神様の主権的支配の下にある。ヨブ12:23。ローマ13:1。ファラオはヨセフに与えられた権力についておもしろいことを言った。創世記41:44。手足をあげられない。神様はすべての被造物に対して、御自分の許しなしには何もできないくらい支配しておられる。では、人の思考についてまでは、さすがに神の支配は及ばないだろうか?及ぶ。人間が自由意思によって決めたことにまで神様の支配は及んでいる。信仰者の意思に神様の支配は及ぶ。フィリピ2:13。主を知らない人々の心に神様の支配は及ぶ。エズラ7:27-28。人をかたくなにすることにおいて、神様の支配は及ぶ。出エジプト4:21。人は神様と無関係に生きる道を決めることができない。エレミヤ10:23。主にあって偶然は何もない。あらゆるもののあらゆる領域に至るまで支配しておられる。

第二に、神の主権的支配は永遠の昔から永遠の未来に至るまで及ぶ。このことは、イエス・キリストを見るときによくわかる。エフェソ3:9-11。イエス・キリストによる罪からの救いのことを、世の初めから隠されていた秘められていた計画と書いてあり、永遠の計画と書いてある。この計画の一部はキリストの預言として旧約聖書に書いてある。そこには、キリストがダビデ王の子孫から生まれること、ベツレヘムで生まれること、裏切られること、服をくじでわけられること、体を釘づけされることなど多くの預言があるが、それらは寸分たがわず実現した。キリストによる救い預言の中には、これから実現することもある。再臨、千年王国、新天新地と新しいエルサレムについての預言だ。ほかの預言が全部その通りに実現したということは、将来についての預言もその通りに実現するに違いない。永遠の計画が一つの狂いもなく実現するということは、すなわち、神の主権的支配は永遠の昔から永遠の未来に至るまで、すべての時間に及ぶということだ。このことはキリストならではのことだと思えるかもしれない。実はそうでもない。私たち一人一人の人生についても、永遠の計画の実現がある。エフェソ1:4。神様は天地創造の初めから私が生まれてきて、イエス様を信じるようになるということを見越して、私を選ばれた。私という存在はほんの少しでも歴史が変わっていたら存在しない。私たちの先祖の誰か一人でも違う人と結婚していたら、私は存在していなかった。それだけではない。一組の良心から生まれてくる子供には70兆通りの遺伝子の組み合わせがある。ちょっとタイミングが狂って私の先祖のうちの誰かが別の遺伝子を持ったら、私が生まれてくることはなかった。そして、私たちのすべての日々について、すべて神様のスケジュール帖には記載済みだ。詩編139:16-18。神様はそのレベルで緻密に、完全に、すべてを知り尽くし、すべてを支配しておられるのだ。キリストについて、世界全体について、私たち一人一人について、永遠の昔から永遠の未来に至るまで神様は支配しておられる。

第三に、神の主権的支配から抜け出すことは不可能である。ローマ9:20。ダニエル4:32。神様がこうなると言われたことはどうあがいても絶対に実現する。アハブというイスラエルの王がいた。彼はミカという預言者から死の預言を受けた。戦いに出たら死んでしまうと。アハブはその預言を無視して戦いに出ることにした。そして、その預言を回避するために変装して戦いに出た。変装さえすれば預言を回避できると甘く見ていたのだ。敵は誰もアハブがイスラエルの王だと気づかなかった。その結果どうなったか。列王記上22:34-35。何気なく放った矢がアハブに命中した。これは神の主権的支配が戦場の大勢といった大きなことから人間の何気ない行動一つ一つに至るまで及んでいるということ。人間が小細工をしたところが、神がこうなると言われたことを回避することは不可能だ。

第四に、神の主権的支配は御言葉なるキリストによってなされる。創造は御言葉なるキリストによる御業だ。ヨハネ1:3。世界を保つのも御言葉なるキリストによる御業だ。ヘブライ1:3。そして、私たちは御言葉によって神様の支配を受ける。Ⅰテサロニケ2:13。Ⅱテモテ3:16-17。

神の主権的支配を悟ると、私たちの人生はどのように変えられるのだろうか?
第一に、神の主権的支配を悟ると、神を畏れる心を持つ。マタイ10:28。あなたがどうなるかは、神様次第だ。あなたでも、あなたの上司でも、あなたの牧師でも、あなたの親でもない。あなたがどうなるかは、全部神様が握っておられる。この神様を畏れて、軽率な言動を慎む者にされた。アーメン。
第二に、神の主権的支配を悟ると、出来事の意味を知ろうとするようになる。神の主権的支配がわかっていないと、良いことがあったら神様が与えてくださったものなのに偶然に過ぎないと考えて「ラッキー」と言ってみたり、「おれすごい」と自慢してみたりする。そうやって神様の栄光を盗む。また、とんでもない不幸に陥ったとき、神様が悔い改めを求めておられるのに、「ついてない」で済ませてしまう。悔い改めの機会を逃す。マタイ11:17。とんちんかんな反応。主権的支配を悟っている人はそうではない。主にあって人生に偶然はない。人生で遭遇する出来事すべてについて神様からの許容のもとに行われるのだから、その意味を悟ろう。すばらしいことがあれば、感謝と賛美をささげる。悪いことがあったらへりくだって自分を吟味しよう。必要あれば悔い改めよう。悔い改めるべきところが全くなければ、信仰の試練として耐え忍ぼう。Ⅰコリント10:13。ふさわしい反応を示す者になった。アーメン。

第三に、神の主権的支配を悟ると、神に服従する。主権的支配を悟っていない人は、どこかしら御言葉を侮る。「別に、行っても行わなくても大差ないのではないか」と。大差ある。マタイ7:24-27。神が絶対的主権をもって統治されておられるので、必ずこの通りになる。御言葉を行うと必ず祝福され、守られる。御言葉を行わないと必ず倒れてしまう。服従とは、望む望まないにかかわらず、とにかくひと言のもとに従うことを意味する。神の御言葉に絶対服従する者になった。アーメン。

第四に、神の主権的支配を悟ると、祈るようになる。主権的支配を悟っていないと、未信者の救いを祈ることができない。天気が晴れるように祈ることができない。経済的祝福を祈ることができない。主権的支配を悟ると、これらの祈りが全部聞かれることを本気で信じて祈れるようになる。山が動くことすら信じて祈れるようになる。マタイ21:21-22。これは主の弟子に約束されたことで、弟子であれば愛がない愚かなことを求めることはない。祈り求めれば何でも得られると信じる者になった。アーメン。

第五に、神の主権的支配を悟ると、希望に満ちた未来を期待して喜びと平和で満たされる。神様が治めておられる。人間の罪も、悪魔の所業も、自然の猛威も、神様のご計画を阻止することはできない。私に対する平和の計画も阻止することはできない。エレミヤ29:11。世が暗いニュースを報道し続けていても、反キリスト勢力による陰謀が進められていても、神様の愛ときよさと思慮深さに基づく御旨だけが堅く立つ。正義は必ず勝利する。マタイ12:18-20。世界はハッピーエンドに向かっている。すべての苦労は報われ、すべての悲しみは喜びに変えられる。黙示録21:3-4。希望に満ちた未来を描く者になった。アーメン。

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