聖霊と水と血による証し[Ⅰヨハネ5:1-12]

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聖霊と水と血による証し[Ⅰヨハネ5:1-12]

聖霊と水と血による証し[Ⅰヨハネ5:1-12]

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【ノート】
イエス様をメシアだと信じる人。つまり、自分を罪から救ってくださる方だと信じる人は神から生まれた人。そして、神から生まれた人は生んでくださった方を愛する。新生のしるしは、信仰と愛だ。そして、時々、忘れがちなのは、神から生まれた人は自分だけではないということ。1節に「生んでくださった方を愛する人は皆、その方から生まれた者をも愛します」と書いてある。イエス様を信じて救われた人は、神の赦しと愛を体験する。自分が特別な存在、神の子だということに知り、肯定的な自画像を持つ。得意の絶頂となり怖いものなしになる。しかし、時にほかのクリスチャンもそうだということを忘れてしまう。自分については自分が救いを体験したのでわかるけれども、ほかの人の救いは自分で体験していないのでわかりにくい。でも、ほかの人もそうなのだ。使徒パウロはコリントの信徒たちがそのことを忘れていることを注意した。Ⅱコリント10:7。自分以外にも神から生まれた人がいるこのことを覚えておこう。教会は父なる神から生まれた人たちが集う。なのでお互いが兄弟であり、姉妹なのだ。それぞれ神から愛されていることを覚え、兄弟姉妹として互いに愛し合おう。

2節。神を愛することと神の子供たちを愛することはセットなのだ。どちらかだけを愛するということは嘘であり、不可能だ。

3節。神の掟を守ることは難しいことだと誤解する人が多い。しかし、真理の御言葉がはっきりと言っているのは、神の掟を守ることは簡単だということ。イエス様もそういわれた。マタイ11:28-30。重荷は軽い!掟は簡単!どういう点で簡単なのか?
まず覚えるのが簡単。神の掟というと、聖書にはたくさん出てくるが、イエス様は二つにまとめた。心を尽くして神を愛し、隣人を自分のように愛する。律法全体と預言者はこの二つの掟に基づいていると言われた。この二つができていれば全部の掟をカバーできているということ。使徒ヨハネも神の掟を二つにまとめた。3:23。イエス・キリストを信じ、互いに愛し合うこと。信じることと愛することだ。一つ一つの掟を覚えて守っていくことは非常に大切であり意義があるが、とりあえずは二つ覚えていればいい。二つなら覚えられる!

ほかにはどういう点で神の掟を守ることは簡単なのか?愛だ。愛が、神の掟を守ることを容易にする。私たちは愛しているものに対してよくしてあげたいと思う。嫌々ではなく喜んで犠牲したいと思う。イエス様は「あなたがたは悪いものでありながらも、自分の子供には良いものを与える」と言われた。なぜ自分の子供には良いものを与えるのか?愛しているからだ。子供に対しては、食事を与え、教育を与え、あらゆる時間的経済的精神的な犠牲を払う。ほとんどの親が子供にそうしている。赤の他人には絶対にできないような大変な犠牲を子供に対してすることができるのは、子供を愛しているからだ。愛が重荷を軽くする。神を愛していれば、神がしてほしいと願っておられることをするのは苦痛ではなく、喜びだ。神に喜ばれることができるという喜び!

そして、最後に、神の掟を守ることを簡単にするのは、信仰による勝利だ。4-5節。世は堕落したこの世の悪い風潮だ。堕落した世は私たちの救われる前の古い性質に働きかけて、神の掟を守るのを妨げる。悪魔と世は私たちに自己中心であることを説き、神を無視することを説き、神の家族を憎むように説く。そんな世に私たちはみんな信仰によって打ち勝つことができる!
信仰は自分ではなく、神の子であるイエス様に期待するものだ。孫氏の兵法で「彼を知り、己を知れば百戦危うからず」というのがある。霊的戦いではこれでは十分ではない。敵は非常に賢く、強く、その支配領域はほぼ全世界だ!対して私たちの知識は限られており、誘惑に脆弱な肉を持ち、数も少ない。敵と自分しか知らないなら敗北まっしぐらだ。しかし、信仰を働かせるなら、私たちはイエス様を知る!イエス様が私たちの代わりに戦ってくださる。イエス様のことを黙示録では「ユダ族から出た獅子」と書いてある。強いのだ!頼りになるのだ!イエス・キリストは世と悪魔に勝利し、復活によって最後の敵である死に勝利した。信仰はイエス・キリストの勝利を自分のものにする。自分の力では勝てないことを認め、主に頼る。「主よ、あの人のことが大っ嫌いなんです。でも、あなたは愛するよう言われました。どうか、愛することができるように助けてください」主は助けてくださる。ヨハネ16:33。

6節から12節まではイエス・キリストについての証しだ。しかも、人間の与えた証しではなく、神からの証しだ。6節でイエス・キリストが水と血によって来られたと書いてある。聖霊様はそのことを証しする。水と血とはどういう意味か?バプテスマのことだ。イエス・キリストは水のバプテスマを受けた。そのとき聖霊様が鳩のように天から降ってくだってきた。聖霊様の証しだ。そして、イエス様は血のバプテスマを受けた。ヤコブとヨハネがイエス様に「栄光をお受けになるとき、わたしどもの一人をあなたの右に、もう一人を左に座らせてください」と特権的な地位を求めた。そのとき、イエス様は「この私が飲む杯を飲み、この私が受けるバプテスマを受けることができるか」と言われた。そのバプテスマとは十字架で血を流す血のバプテスマ。人々の救いのために自分を犠牲にすることだ。イエス様が亡くなられたとき、神殿の垂れ幕が裂け、地震が起こり、死者が生き返った。聖霊様の証しだ。私たちは血のバプテスマに聖餐のときに預かることができる。そして、私たちの人生を通しても、人々の救いのために自分を犠牲にするなら、イエス様の血のバプテスマに預かることができる。真理の聖霊様は水と血について証ししてくださるので、信じて罪の悔い改めて水のバプテスマを受け、イエス様の血潮によって赦しと清めを受けることができる。ことができる。そして、聖霊のバプテスマを受けるなら、真理を証しする霊に満たされてイエス様の証し人として用いられる。水、血、聖霊のバプテスマのすべてに預かるものとなろう。

私たちは人間の証言でも信じて、その証言をもとに物事を決定することがある。犯罪が起こったとき、防犯カメラの映像とか、動かぬ証拠があるとき以外は、人間の証人の証言が重要となる。日本の法律では証人がたった一人しかいなくても、その人の証言によってある人が無罪になったり有罪になったりする。人間はだましたりだませれたりすることがあるのに、人間の証人でも社会の制度は信頼をするということになっている。それであれば、なおさら真実で正しい神の証言に耳を傾けなければならない。9節。では、人間の証言にまさる神の証言に耳を傾けない人というのは結局のところどういうことをしているのか?10節。神に嘘つき呼ばわりをしていることになってしまう。私たちには自分が良く知っていて、信頼できる人が何人かいるだろう。読心術を使ってその人たちの心を読めなくても、信頼する。その人たちが提供する食べ物に毒が盛られていないか確認したり、その人たちが語る内容に全部について証拠を求めたりしない。良く知っていて、信頼しているからだ。私たちは神を良く知れば、神への信頼、つまり信仰を深めることができる。神を知るべく聖書を学ぼう。神を良く知って、神の証しが真実であること信頼するようになろう。

では、神が水、血、聖霊様を動員して証ししてくださった御子についての証しとは具体的にどんな証しなのか?11-12節。御子イエス・キリストの内に永遠の命があるということだ。イエス・キリストと結ばれているクリスチャンであれば、すでに永遠の命を持っている。永遠の命というのは、ずっと生きることができるということではない。長寿は祝福とされているが、長生きすれば幸せというわけではない。体はどんどん衰える。98歳の祭司エリは、目が見えなかった。マハナイム滞在中のダビデの生活を支えた80歳のバルジライという人は自分のことを「善悪の区別も知りません。何を食べ何を飲んでも味がなく、男女の歌い手の肥えも聞こえない」といっている。頭の回転がにぶくなり、あらゆる感覚が衰えていく。肉体が衰えていく中でずっと生きるというのは、そんなに楽しいものではない。永遠の命のすばらしさは、単に永遠というのではなく、命、つまりその豊かさにある。外なる人は衰えても、内なる人は成長し続けることができる。あらゆる外なる人の感覚が衰えても、上からの知識や知恵は増し続ける。霊的な目や耳は開かれ続ける。御言葉はますます味わい深くなる。神の愛の啓示は日毎に増し加えられる。神との愛の交わりは深まり続ける。天国への期待は日に日に強くなうr。それがある限り、私たちは体の衰えに負けずに生きる理由と希望を常に見出すことができる。天国には急いでいくことも、ゆっくりいくこともない。愛する神が私を生かしてくださる限り、私はこの世での命を楽しむのだ。そして、そのときが来たらもっと良い場所に移動できること、新しい体が与えられることを心から喜ぶ。

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