キリストとクリスチャンの結びつき

福音&主題メッセージ
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キリストの御霊とクリスチャンの霊は一体です。
そこまで一つになっているので、相互に影響を与え合っています。

キリストとクリスチャンの結びつき

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【ノート】
クリスチャンという言葉は、最初にアンティオキア教会の弟子たちに対して使われた。彼らがあまりにもキリストのように行動し、語り、活動したからだ。そして、あまりにもキリストを愛し、熱烈にキリストに従っていたので、「キリスト馬鹿」という意味で異教徒たちがからかって呼んだのがクリスチャンという言い方だ。釣りが大好きな人は釣り馬鹿。子供が大好きな人は親馬鹿。キリストが大好きな人はキリスト馬鹿ということ。クリスチャンとは、そこまでキリストに結び付いている者をさす。教会に行くからといってクリスチャンとは限らないし、倫理道徳の教えを守ろうとすることによっては誰もクリスチャンになることはできない。不幸な人たちを救済するための慈善事業をしたとしても、世の中的にいわゆる良い人のように見える人であったとしても、それだけでクリスチャンだとは言えない。キリストと結ばれていなければならない。キリストと結ばれている人は、以前と同じ生き方はできない。Ⅱコリント5:17。新しく創造された者。その人は自然とキリストのように生きるようになる。キリスト馬鹿になる。

また、聖書ではクリスチャンのことを繰り返しに「主に結ばれた者」と言っている。それでは、何がキリストとの結びつきをもたらすのか?御言葉に基づく信仰だ。ヨハネ15:7。つながる、別訳ではとどまるとなっているが、これは絶えざる信仰を意味する。絶えずイエス・キリストだけを信じ、信頼を置く。では、イエス様を信頼するとは、具体的に何を指すのか?イエス様の御言葉を信頼することだ。誰かを信頼するということは、その人が言うことを信頼するということでもある。それで、「私の言葉があなたがたのうちにいつもあるならば」ということが並列して書いてある。私の言葉=御言葉、聖書。聖書を持っていれば良い?いや、「あなたがたの内にいつもあるならば」と書いてある。外に聖書を持っているのではなく、自分の内にイエス様の御言葉がいつもあるようにする。そこには実践が伴う。でも、その人の内にイエス様の御言葉がいつもあるかどうかはどうしたらわかるのか?必要なときに出てくるかどうかでわかる。マタイ13:52。倉にいろいろなものが入っている人は、必要なときにそれを取り出すことができる。つまり、必要な状況で必要な御言葉が出てくる。自分の救いについて半信半疑になったらエフェソ2:8-9を取り出す。こんな私も救われたとわかる。嫌な上司のもとに配属されたときはⅠペトロ2:18を取り出す。嫌な上司に忍耐強く接する。誰かに対して怒りに燃えているときはエフェソ4:26やマタイ6:14-15を取り出す。赦し、怒りを鎮める。不平をつぶやきそうなときはⅠテサロニケ5:18を取り出す。不平を言いたくなる対象に対しても感謝する。そのように、必要なときに御言葉が出てきて実践できる者になろう。「そんなにうまく取り出せるだろうか?そんなにたくさんの御言葉を覚えていられるだろうか?」と心配する必要はない。蓄えた御言葉を取り出せるように聖霊様が助けてくださる。ヨハネ14:26。聖霊様に鋭敏になるには従おうとする心が必要。
イエス様につながり、イエス様の御言葉が私たちの内にいつもあるならば、すばらしいことが起こる。そうすれば、願いが叶えられるとか、豊かに実を結ぶと約束されている。リバイバルだ。最高の人生を歩むことができるということだ。

それでは、御言葉に対する信仰によってキリストと結びついていると、どういうことが起こるのか?考えてみよう。みなさんの霊がイエス様の霊と信仰によって結び付けられている。実はこの結びつきは、聖書で一体と書いてあるほど強い。Ⅰコリント6:17。三位一体という言葉はよく聞いて、アーメンかもしれないが、キリストの霊と私の霊が一体であるということも認識しなければならない。この点でもアーメンでなければならない。私たちは恐れ多いと思えるほどキリストと一つにされているのだ。
私たちはこういう結びつきをほかに持っていない。だから、何が起こっているのかよくわからない。あなたの体がキリストと縄でぐるぐる巻きにされていて完全に密着していることを想像してみよう。すると、キリストが何をしてもあなたも一緒にするし、あなたが何をしてもキリストも一緒にする。現実に起きていることはそれよりももっとすごい。体は私たちの入れ物のようなもので、私たちの本体は霊だ。その霊がキリストとくっついているどころか、一つにまでされている。これは私たちのものがどこまでもキリストに影響し、キリストのものがどこまでも私たちに影響することを意味する。

私たちのものについては、キリストはいわば連帯保証人になってくださっている。アパートを契約するとき、連帯保証人が必要なことがある。連帯保証人の責任は重い。もし借主が家賃を滞納した場合、連帯保証人は家賃の負担について借主と全く同じ支払い責任を負わなければならない。自分が借りているわけではないのに、払わなければならない。だから、連帯保証人は軽々しくなってはならない。ところが、キリストは私たちの人生全体の連帯保証人になってくださった。御自分は全く罪がないのに、私たちが自分で負いきれない罪の負債を全部背負って十字架で死んでくださったのだ。それで、私たちは山ほど罪を犯してきたのに、またこれからも犯すのに、キリストのお陰で神様の御前でその罪の責任を問われない。イザヤ53:6。キリストとの結びつきにはこのような意味合いが一つある。

もう一つはキリストのものが私たちに影響する。私たちのものはマイナスだが、キリストのものは全部プラスだ。キリストのものによる影響は多いがここでは大きく2つお伝えする。
第一に、キリストの死と復活にあずかる。ローマ6:3-11。死については、6節で「古い自分がキリストと共に十字架につけられたのは、罪に支配された体が滅ぼされ、もはや罪の奴隷にならないためである」と書いてある。私たちはキリストと結ばれていることによって、古い自分がキリストと共に死んだ。古い自分には罪深い性質があったが、それは完全に死んだ。それはもう生き返らない。死んだ者が何か影響を与えることはできるだろうか?何もできない。だから、クリスチャンは罪から解放されている。もう罪を犯さなくてよい。そして、クリスチャンはキリストと共に新しい命に復活した。キリストの復活の姿にあやかれる。キリストの復活の姿が、依存症、性的な罪、怒り、嫉みなどに悩まされることがありえるだろうか?ありえない。ということは新しい命に生きる私たちが罪にとらわれることもありえないということだ。「いや、そうは言っても私はまだこの罪を克服していない」という方もいらっしゃるだろう。それは、この御言葉を悟っていないからだ。本当はもう罪から解放されているのに、御言葉を悟っていないので、まだ奴隷のようにふるまってしまっている。古い自分はもう死んでいるのに、生きているかのようにふるまってしまっている。私たちは御言葉を悟り、考えを変えなければならない。クリスチャンになっても相変わらず罪を犯すのは当たり前だという不信仰な考えから、キリストに結ばれているのだから罪に支配されることはありえないという考えに変えなければならない。11節でも「考えなさい」と書いてある。この考えなさいというのは、これは事実だからこそだ。これは霊的な現実を頭でも、魂の部分でもしっかりと受け止めるのだ。御言葉に基づいて、罪から解放されていて、新しい命に生きているのだと考えよう。

第二に、キリストの権威にあずかる。キリストの権威はなんといっても神の子であることに基づく。キリストが水のバプテスマを受けたとき、「これはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」という声が天から聞こえた。このことがきっかけで、宣教して病気を癒し、悪霊を追い出し、奇跡をたくさん行った。それは、神の子としての権威に基づく。ところで、キリストを信じる者も、キリストに結ばれて神の子だ。ヨハネ1:12。資格という言葉は権威という意味もあるギリシャ語が使われている。ということは、私たちもキリストがなさったことができるのか?できる。神様の御声を聞くことも、病人を癒すことも、悪霊を追い出すこともできる。マルコ16:17-18。しるしを見ると、私の名によって悪霊を追い出し、から始まる。キリストと結ばれている者はキリスト御自身であるかのように、御名の権威を用いて奇跡を行うことができるのだ。私が誰かは問題ではない。私が誰と結ばれているかが重要だ。

そのほかにも、私たちはキリストと結ばれることによってキリストの義にあやかり、完全に正しい者とみなされる。キリストと共に天の玉座について、愛によって支配する。キリストが天に昇られたように、天に引き上げられる。キリストとの強力な結びつきが与えられていることを感謝しよう。私たちは主と一体とされており、一つの霊とされている。

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