悪魔の嘘14:あれを手に入れれば幸せになる

悪魔の嘘を見破る
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欲望の行きつく先は破滅です。

悪魔の嘘14:あれを手に入れれば幸せになる

悪魔の嘘14:あれを手に入れれば幸せになる

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【ノート】
悪魔は嘘ばかりつく。多くの人が悪魔の嘘にだまされて、滅びの道をたどっている。そこで、悪魔の手口を暴き、悪魔の嘘を見破ることによって、悪魔から害を受けないようにしたい。今回とりあげる嘘は、「あれを手に入れれば幸せなれる」というもの。

悪魔は最初、善悪の知識の木の実を食べれば、目が開く、賢くなれる、幸せになれると嘘をついて誘惑した。そのように悪魔は世のものを示して、「そこに幸せがある。そこに満足がある」と嘘をついて人間の欲望を刺激し、それを手に入れることに夢中にさせようとする。そして、神から遠ざからせようとするのだ。御言葉を受け入れる邪魔をする。マルコ4:19。ある人は悪魔の嘘にだまされて、高級車を欲しがる。ある人は立派家を欲しがる。ある人は有名ブランドの衣類やアクセサリーを欲しがる。そして、それらを買うことができる札束を欲しがる。ある人は地位、名声、人気を欲しがる。ある人は成績表に高い数字がつくことを欲する。ある人はみんながうらやむようなスペックの高い恋人を欲しがる。必要なものを手に入れるのが悪いということではない。そこに強い欲望を置くことに問題がある。強い欲望をもって求めているものを手に入れたとしても、満たしはほんの一瞬に過ぎない。すぐにもっと多くのものを欲しがり、もっと質の良いものを欲しがる。人間の欲望にはきりがないのだ。

しかし、悪魔は言う。「もっと良いものを手に入れてみなさい。今度こそ幸せになれる」と。それで人間はまただまされる。もっと高品質、高機能なものを手に入れよう。もっとフォロワーを増やそう。そうしたら満足があるのではないか。今の人と別れて別の人と交際してみよう。そうすれば幸せになるのではないか。もっと強い刺激が欲しい。そうすれば満たされるのではないか。しかし、それを手に入れてもやっぱり満たされない。幸せになる、満足すると思っていたのに、ずっと満たされないのだ。欲望が大きければ大きいほど、満たすことが難しくなる。世のものをどこまでも追い求め続けながらも空しさと欲求不満がつきまとう人生になる。しかも底なし沼のように、一度はまるとなかなか抜け出せない。悪魔は人間に欲望を追求し続けさせるために、「どんな欲望でも適えてあげよう!だから、私に従えば幸せがある!」と約束する。それはイエス・キリストを誘惑したときの言葉に表れている。マタイ4:8-9。全世界を手に入れたら満足するか?いや、それでも満たされないし空しいだけ。満足は一時的で手に入れるものも儚くて空しい。その果ては良いものが何一つない永遠の地獄だ。Ⅰテモテ6:9。

欲望というのはどれだけ追及しても空しいだけというのはソロモンが証明している。ソロモンは、世界一の財産、遠い国まで響く名声、あらゆる事柄についての知識、1千人の妻がいた。およそ人間がこの世で求めるものをすべて得た人物。彼の告白を聞いてみよう。コヘレト1:2。あれを手に入れたら幸せになるというのは嘘だということを認めよう。

それでは、私たちはどうすればいいのか?欲望の満たしを追い求めるのではなく、今持っているもので満足することだ。それは何によって可能か?ヘブライ13:5。神が永遠に共におられることによって、私たちは本当に満たされる!それで、今持っているもので満足することができるようになる。神にこそ、真の満足がある!私たちの内には神にしか埋められない真空がある。神が共におられることによってその真空が満たされ、私たちの魂は安らぎを得る。サマリアの女は満たしを求めて交際する男性を何度も変えたけども全然満たされず、逆にどんどん空しくなった。そのサマリアの女に対してイエス様は言われた。ヨハネ4:13-14。いつも私たちと共にいてくださる神、聖霊様だ。イエス様は何も求めるなと言われなかった。求めなさい、探しなさい、叩きなさいと言われた。何を?ルカ11:13。私たちは熱烈に聖霊様を求めよう。ガラテヤ5:16。

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