ダニエル書を読むとダニエルがいかに傑出した聖徒だったかがわかります\(^o^)/
彼は政務においても敵対者が何の汚点も怠慢も見出すことができず、神への信仰によってあらゆる危難を乗り越えました。
ダニエルは預言者だったため、多くの幻を主から与えられました。
そのうちの一つが四頭の獣の幻です。
四頭の獣の幻
四頭の獣は、それぞれ地上で覇権を成す王国を示していました。ダニエルの時代には知るよしもない時代の王国を含んでいました。
主が未来を見せてくださったのです。
第一がバビロニア帝国、第二がペルシャ、第三がギリシャ、第四がクリスチャンを散々に迫害したローマ帝国です。
そして第四のローマ帝国の時代に王座に座す
「日の老いたる者」が「人の子」のようなものに権威を与えます。
「見よ、『人の子』のような者が天の雲に乗り
『日の老いたる者』の前に来て、そのもとに進み
権威、威光、王権を受けた。
諸国、諸族、諸言語の民は皆、彼に仕え
彼の支配はとこしえに続き
その統治は滅びることがない。」
(ダニエル7:13-14)
ダニエルはその幻を見て驚嘆しました。日の老いたる者は主なる神様でしょうが、この「人の子」のような者は何者でしょう!?1人の人間が諸国の民を永遠に支配するなどということがありうるのでしょうか!(°_°)
人間を永遠に支配するとしたらそれは神様以外にありえないのですが、日の老いたる者から権威を受けたのはどう見ても「人の子」のようでした(;゚Д゚)
ダニエルは悩みました。
しかし、私たちはこの「人の子」の正体を知っています。
イエスは御自分のことを「人の子」と呼びました。つまり、イエスは自分こそが人間でありながら神であり、すべての国を永遠に支配する者だと言っていたのです。
人の子の王国は獣たちの王国と違って滅びることなく、今も続いています。地上に存在したどの帝国よりも多くの国民を統べ治めています。
いまや20億人が人の子の支配の下にあり、その領土は今も拡大中なのです。
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