ステファノの説教―イスラエルの反逆[使徒7:39-53]

使徒言行録
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聖なる場所は不完全な状態であり、律法は不従順によって呪いとなる状態にありました。だからこそ、イエス・キリストの福音を信じる必要がある、それがステファノの説教の要点です。

ステファノの説教―イスラエルの反逆[使徒7:39-53]


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【ノート】
不従順について扱う。民を救い、奇跡を行い続ける神の人から律法を与えられた。問題はそれを守らなかったこと。文字は殺す。私たちは聖霊様が共におられるので守れる。

■39-41節。イスラエルはモーセを退け、代わりに偶像を造ってほしいとアロンに頼んだ。神が立てた指導者を退けることが神を退けることに直結している。「私は神には従うけれどもこの人には従えない」というのは矛盾だ。目に見えない神はどうやって私たちを導かれるのか?人と人が語る言葉を通してだ。この時代はモーセやヨシュアを通して、王や預言者を通して。それから言葉が人となられたイエス様を通して。このイエス様も祭司長たちが退けたのは、モーセを退けたことに通じる。今やイエス様に遣わされた五役者を通して。神は人と言葉を遣わして御自分の民を導かれる。導きに逆らう時に偶像崇拝やオカルトが現れる。サムエルは「反逆は占いの罪、高慢は偶像崇拝に等しい」と言ったのはそういうことだ。神を自分の都合の良い存在にかえて罪をなかったことにしようとする。最初の大祭司アロンが偶像崇拝に加担した。最初のものは最後まで貫く。イエス様を罪に定めたのも大祭司。本来アロンは必要なかった。モーセが口下手だと言い訳しなかったらモーセが大祭司も兼任したかもしれない。事実、イエス様はモーセのような預言者でありながら、大祭司でもある。イエス様にはすべてがある。そのイエス様が今どこに?

■42-43節。「神は顔を背け」とある。不従順に対する神の対応の第一は、御顔を背けてそのままにされること。もし、人から戒められたら?こう考えよう。「聞き従うことを期待されている」と。御顔を背けられるというのは、その状態を許可されているのではない。神は不義を許可することはない。見放されているということ。荒れ野の40年間で全く生け贄や供え物をしなかったのか?したはずだ。問題は偶像崇拝をやめず形ばかりでモーセと律法への従順が伴っていなかったことだ。モーセに背いたイスラエルの幕屋での礼拝が受け入れられなかったように、イエス様に背いた人々の神殿での礼拝も受け入れられない。仮に形ばかり40年間礼拝していたとしても、従順しないならば、神はそれをノーカウントとされる。「バビロンのかなたへ移住させる」とある。不従順に対する神の対応の第二は、破滅だ。不従順がそのままにされることはない。「何も起こらないということは大丈夫だろう」と思っていた矢先に破滅が襲う。イエス様を十字架にかけ、今ステファノを告発している人々も紀元70年のエルサレム陥落で破滅。彼らが「聖なる場所」と呼んだ神殿も崩壊する。不従順は必ず報いを受ける。今で言えば患難期がやってくる。

■44-50節。「聖なる場所」の変遷を見ることができる。最初がモーセの幕屋。見たままの形=天にあるものの写し、レプリカ。オリジナルではない。幕屋はヨシュアがカナンの地を征服したときに運びこまれた。ダビデの時代まで幕屋はあり、特にダビデの時代はモーセの幕屋とは別にダビデの幕屋で神の箱を囲んで24時間の祈りと賛美がささげられた。「ダビデは神の御心に適い」とは、「神の御前で恵みを受け」と訳した方が正確。殺人と姦淫の罪を犯したのにどうして恵みを受けたのか?神の箱、つまり、神の臨在を大切にしたからだ。神の臨在をおさめる場所として、幕屋の次にソロモンを通して神殿が建てられる。ところが、神殿も聖なる場所の最終形態ではない。預言者イザヤの書の内容。ソロモン自身が神殿奉献の時に告白している。では、主が安息なさる家はどこなのか?まずイエス様。マタイ12:5-6。その方がどこに?イエス様は聖なる場所を私に移してくださる。その方を受け入れたら、神の臨在は永久に私と共にあるようになる。ヨハネ14:16-17。臨在を大事にしたダビデが恵みを受けたが、私の内に臨在があるので恵みであふれる。モーセは聖なる場所で御声を聞いて力を受けたが、私自体が聖なる場所であり、あの燃える柴のようなものであり、常に主は御声を私の内から語り続けてくださる。主と一体となり御心が心となる。それでこそ御言葉を守れる。私は従順だ。

■51-53節。「心と耳に割礼を受けていない人たち」、アブラハムの例の通り、割礼とは外面的なものではなく心から神に聞き従う。しかし、彼らはかたくなで、切り傷に過ぎない割礼を受ける者だった。彼らが逆らっていた従うべきものが列挙。聖霊様。聖霊様は未信者にも働いている。そうでなければイエス様を信じることはできない。預言者。預言者を迫害してはならない。預言者が預言していた正しい方=イエス様。受け入れなければならない。天使。メッセンジャー。律法=命の言葉。「殺してはならない。モーセのような預言者に聞き従いなさい。」

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