神を選べるという危険な自由が与えられています。
それであれば、はっきりと選んでしまわなければなりません。
私と私の家は主に仕える[ヨシュア24章]
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【ノート】
■1-13節。告別説教だが、自分が言いたいことを語るのではなく、主が語られたことが大半を占める。メッセージとは、持論の展開ではなく主が語りたいことを促されて語ること。主の御業を思い起こさせる。族長たちのこと、モーセを通しての十の災い、荒れ野での生活、シホンとオグに対する勝利、ヨルダン川を渡り約束の地を征服した。「私は与えた。私はこれをした」全部主の御業だ。ここにあるのはイスラエルの成り立ちでもある。神の民は全部主の御業によって成り立つ。神の子は神によって誕生する。神によって導かれる。神によって子孫が与えられ勝利が与えられテリトリーが与えられ祝福される。では、主が働かれる上で、私たちに求められているものは何か?信仰だ。ヘブライ11章にある内容がほとんど。信仰があれば全部手に入る。神の子の人生のスタンダードは信仰によって13節までのように御業の連続。全部主の御業なのでどれだけ感謝なことか。主の御計らいを忘れてはならない。御業は、感謝と賛美以外に何を生じさせるか。
■14節。御業は、大能の力を持つ主への畏れを生じさせる。初代教会では、使徒たちがしるしや不思議な業を行うと教会全体に畏れが生じた。御業は、主だけに真実に仕えさせる。神の子がイエス様に仕えるのは、そうしないと天罰がくだるからとか、そういう義務があるからというよりは、救いの恵みに対する喜ぶと感謝があふれてどうしても仕えたいという思いからだ。
■15節。ヨシュアは「主に仕えなさい」と言いつつ、「主に仕えたくないというなら神を選べ」という。指導者が権威を持って命令しても、人は主と主の御言葉に背くことができてしまう。神を選べというからには、自由が与えられているということだが、この自ら祝福を遠ざけうる自由はある意味危険な自由だ。だから、この自由をどう使うかどっちつかずのままにしてはならない。今、選んでしまわねば。然り、然り、否、否と言いなさいと言われたように、重要事項には、はっきりとした態度を表明しなければ。二人の主人に仕えることはできない。主人を選ばねばならない。誰に仕えるかでどうなるか決まる。もしこの重要な選択を今までしていなかったら今選ぼう。主に仕えて祝福にとどまるか、主に仕えずに祝福を失うか、途中で覆すことのない永遠の選択をしよう。主に仕える選択をした者はそれ以前に主から選ばれた者だ。エフェソ1:4-5。私と私の家は主に仕える。ヨシュアは指導者として「私は主に仕える」と表明している。指導者が必要なのは率先して態度を明らかにすること、これだ。フォロアーは、指導者がするのに倣う。指導者がどっちつかずだったら、どうしていいかわからなくなる。自分だけでなく「私の家は主に仕える」とまで言っている。ヨシュアは指導者でありながらイスラエル全体については神を選べと言ったが、私の家については自分で主に仕えることを決めることができる。つまり、男性は少なくとも自分の家庭を完全に治めることは誰でもできる。仮にできなかったら?権威がないので、指導者になる資格にかけるということ。Ⅰテモテ3:4-5。夫は家庭を治めることができる。
■16-22節。ヨシュアに呼応する形で民も態度を明らかにしている。それなのに、ヨシュアはせっかくの決断に水をさすようなことを言っているのはなぜか。民は、ちょっと簡単に考えているところがあるかもしれない。永続的な決断は適切な分析から可能となる。ルカ14:27-30。どのくらいの犠牲が必要で、どのくらいの報いが得られるのか、御言葉をもとに確認して初めて決断が可能。甘く考えたらちょっとした困難でもつまずきうる。もし御言葉をもとにしっかり確認したら、どこまでの犠牲をもいとわないようになるだろう。
■23節。あれ?主に仕えると言っておきながらまだ偶像があったということか?そうだろう。威勢よく「アーメン、従います」と言うのはよい。具体的に何を従うかまでブレイクダウンしないと勢いだけで終わってしまうかもしれない。これこれに従いますというところまで落とし込もう。
■24-28節。申命記でモーセがしたのと同じ。応答の祈りにあたる部分。終わりにこれをしよう。
■29-31節。ヨシュアの死。告別説教の効果は御業を見た世代全体には及んだ。次の世代には及ばなかった。信仰教育の不十分さ。ヨシュアのように「私の家は主に仕える」が足りなかった。
■32-33節。ヨセフの遺骨が預言通り埋葬された。ヘブライ11:22。骨が約束の地に入る御言葉の成就のしるしになっていた。聖徒たちの骨は携挙のしるし。エルアザルも死んだ。世代の終わり。主が来られる時まで次の世代を起こさねば。
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