年齢は関係ありません。何を見るかが何を語り、どんな行動を取るかを決めます。
この山地を私にください[ヨシュア14章]
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【ノート】
■1-5節。これからくじで9つ半の部族に割り当てるにあたっての導入。割り当ては祭司エルアザルとヌンの子ヨシュアが実施した。エルアザルとヨシュアが、「これはあなたの地だ」と言えばその通りになった。指導者が嗣業の土地を分配する。主の恵みはまず指導者が受け取り、それが分配されていく。指導者がテリトリー、御言葉、賜物を分配する。池袋マナ教会は東京をまかされている。カデシュ・バルネアでモーセとアロンに逆らった人々は約束の地を受け取れなくなった。主が立てた指導者を敬い、よく聞き従う者が受け取れる。「くじ」で分配はなされた。誰かをえこひいきするということなく。主が支配される。偶然はない。人間の意思を介在させずに起きる出来事の中に御声を見出せる。「土地を割り当てるにあたって、主がモーセに命じられた通りにした。」過去の指導者に与えられた御言葉にもとどまり続けている。御言葉にとどまり続けるなら、約束の実現を見る。家族の救い。癒し。奇跡。リバイバルを見る。カレブこそ、この時代のイスラエルの中で御言葉にとどまった代表的人物。
■6-15節でカレブについて「主に従いとおした」と三度書いてある。一貫して主に従う生き方をすべく、カレブの歩みを見てみよう。6節。45年前。主が語られた御言葉を覚えている。ずっと御言葉を思い巡らしていた。
7-8節。「思ったとおりに報告しました。」思ったとおり？民の心を挫いた斥候たちも思ったとおり報告したのではないか？何が違ったのか？民数記13:31-33。12人の斥候のうち、10人の斥候はバッドニュースを話した。10人の斥候は巨人を見て、不可能だと判断した。彼らも思ったとおり報告した。これは「日本は宣教師の墓場だ」「日本では伝道が難しい」などと報告し続けている人々だ。ヨシュアとカレブはどうか。民数記13:30、民数記14:6-10。ヨシュアとカレブは主と主の御言葉を見た。それで、思ったとおり必ず勝てると断言した。主と主の御言葉を見るなら、自分の意見が少数派であっても関係ない。命の危険にさらされても関係ない。何を見るかで何を語るかが決まる。主と主の御言葉を見よう。見たらその通りに語り、その通りに歩める。従い通すこともできる。マタイ6:22-23。ここでいう目は単数形。一つの目でイエス様だけを、御言葉だけを見る。見たらイエス様のように生き、イエス様に従い通せる。
9節。この御言葉の約束がカレブの45年間の支えになった。自分は主に従ったのに、イスラエルの巻き添えを食らって荒れ野で長い年月を過ごさなければならなかった。自分は悪くないのに。ヘブライ10:36-38。忍耐が必要なところを通っているか？そこを通り抜けるまで、信仰によって生きることだ。約束の御言葉を思い巡らし続けることだ。御言葉にとどまり続けることだ。必ず、時が来れば実を結ぶ。
10-11節。不平不満は一つもない。「主は約束どおり私を生きながらえさせてくださいました」と主の約束の実現を強調。不満は盲目により、感謝は目覚めていることによる。年齢を言いわけにしない。実際、カレブは戦争でも、日常の務めでもする力があった。40歳と85歳とで変わらなかった。使命に生き、信仰に生きる者は老いない。信仰者、特に主の御計らいを忘れない者はいつまでも若い。詩編103:1-5。鷲は若がえりする。年齢は気にしなくてよい。「私は何歳でも用いられる。私は今の年齢で用いられる」
■12-15節。カレブはどの場所を求めることもできた。カレブは「私はもう隠居寸前の老人だからこの征服済みの平地をください」と言わなかった。まだ未征服の山地に狙いを定めた。むしろ、約束の地の中で最も難しい場所を選んだ。アナク人は巨人。攻略の難しい山地。しかも城壁のある大きな町とはまさに10人の斥候が恐れたもの。特にヘブロンはもともとキルヤト・アルバと言われていたが、アナク人の中で最も偉大な人物アルバの名によるとある通り、巨人の本拠地。どうしてあえてヘブロンを？カレブは敵がどれだけ強くても、主が共におられるなら勝てると知っていた。最強の敵が相手でも勝てる。最も困難な場所を選ぶなら、祝福はそれだけ大きい。城壁のある大きな町が自分のものになる。主から大きな祝福を得たいか？大きな困難をあえて選べ。
ヨシュアがカレブにヘブロンを与えた。すると、ヘブロンが嗣業の土地としてカレブのものになった。ヨシュアが祝福した時には、まだアナク人との戦いが控えていた。これから戦争だ。しかし、ヨシュアが祝福した時点で霊的な事実としてカレブのものになっていた。霊的な権威を持つ指導者が祝福して与えると、確定事項になる。そのように、東京は池袋マナ教会にまかされているので、池袋マナ教会のものになっている。戦いはある。しかし、約束通り、必ず東京を勝ち取っていくことができる。
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