その石は、しるしであり、記念でした。しるしとは何でしょうか?記念とは何でしょうか?
永久の記念の十二の石[ヨシュア4章]
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【ノート】
1-9節。部族ごとに代表者が行って12個の石を集めた。石にはどんな特徴があったのか?「石を一つずつ肩に担いで来い」と書いてある。それなりの大きさの石だとわかる。でも、大きいだけだ。珍しい宝石ではなくただの石だ。金銭的な価値はない。インスタ映えしない。何のために集めたか?
第一に、しるしとするため。6節にしるしとなるであろうと書いてある。聖書でいうしるしとは、あることの確実さを信じさせるための証拠として与えられている奇跡のこと。たとえば、マルコ16:15-18。福音を信じれば確かに罪から救われることについてのしるし。癒しが起こるたび、悪霊が出ていくたび、「福音を信じれば救われる」ことが人々に示される。信仰が生まれる。ここでは何のしるしか?ヨシュア3:10-13。七つの民族を完全に追い払えるしるしだ。十二の巨大な石を見るたびにイスラエルは「神が七つの門族を完全に追い払ってくださる」という信仰がわき上がる。
第二に、永久に記念とするためだ。どんなにすばらしい出来事を経験して、忘れることができてしまう。ましてや、実際に経験したことのない次の世代は教えてもらわないとわからない。忘れてはならない。神様は、御自分の御業を覚え続けること、次世代に伝えることを願っておられる。詩編103:1-2。忘れてはならない。何度でも思い起こし感謝と賛美をささげ続けなければならない。忘れないための記念。ここでは、石が用いられているが、教会の中では御業によって癒された人々が手放した松葉杖や車椅子が展示されているところもある。それも記念。現物でなくても、今の時代では写真や映像を用いることもできる。そういうものを通して、自分自身が忘れないようにし、そのことを知らない人にも教える。特に神は次世代の子供に教えることに強い関心を持っておられる。子供があれこれ聞きたがって質問するときには、面倒くらがらず、本気で答えよう。真理をまっすぐ教えよう。
旧約聖書ではこれ以外にサムエルの時のエベンエゼルが記念として挙げられる。新約聖書では記念といえば何か?聖餐だ。イエス様の十字架の贖いを記念するものだ。でも、イエス様は多くの奇跡をなさったのに、それらが記念とされていないのはなぜか?水をぶどう酒に変えたときの水がめを記念にしないのはなぜ?大漁の奇跡の時の網や中風の人が癒されたときに使った担架を記念にしないのは?記念してもよいが必須ではない。再現性があるからだ。一度だけの出来事は記念が必要。十字架はただ一度ささげられたこと。忘れないように永久に記念する。その他のすべてのキリストの御業は私たちを通して何度でも起こりうる。ヨハネ14:12。奇跡の毎日、奇跡を知らない世代がありえないのが神様の御心。
10-18節。再度、権威に従うことの重要性を教えられる。主の祭司、ルベンとガドとマナセの半部族、民全体が秩序正しく動いている。全部の命令が守られていて、一糸乱れぬ一致が与えられている。その背景として2つの神様から立てられた2人の人物の権威が尊重されている。一人はヨシュア。もう一人は10節。「すべてモーセがヨシュアに命じたとおりである」とモーセの名が出る。モーセはもう亡くなっている。しかし、ヨシュアは自分の色を出そうとせず、生前モーセが命じていたことを忠実に守り続けていたのだ。ここに自分の師に従い続ける方法を見出せる。師がいると、私たちは引き上げられる。師が先に天に召されたらどうする?師が召天する前に命じていたことを守り続ければよい。そうすることは大きな祝福になる。神が自分の上に立てた権威に従うことで、神の支配に服することになる。そうすれば…
第一に、大いなる者とされ、尊敬される。14節。権威に従う者が権威者となる。権威を敬う者が敬われる。権威を持って支配することは人間の創造目的。地を支配せよ。
第二に、他の被造物すら支配する。18節。川の水までも支配した。
19-24節。ヨルダン川の渡河は葦の海を渡ることと似ている。葦の海を渡る=エジプトから荒れ野。つまり世から救われて訓練。イエス様を受け入れて救い。訓練では新しいアイデンティティーを身につける。ヨルダン渡河=荒れ野から約束の地。訓練から実を結ぶ。新しい段階に移るのは、主の御業による。それは、人々に主の栄光を輝かせ、私たちはますます主を敬うようにさせる。
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