モーセが決して燃え尽きることのない柴を見たとき、彼は不思議に思って近づきました。
無限のエネルギーをお持ちの主の炎は決して尽きることがない。この同じ火を火のバプテスマを受けた者は持つようになります。
さて、モーセが主から召命を受けたとき、与えられたしるしは杖を蛇に変える奇跡、重い皮膚病にかからせる奇跡、水を血に変える奇跡だけでした。
超自然の業であり、奇跡には違いないのですが、ちょっと地味で、ファラオに仕える呪術師たちも悪魔の力を借りて真似ができるほどでした(´・ω・`)
ところがその後、最初にモーセに示した三つの奇跡どころか、主はエジプト全土を巻き込む十の災いを次々と降して御自身の栄光を現しますΣ(・ω・ノ)ノ
十の災いと海を分ける奇跡
神様はなぜエジプトに十の災いを降したのでしょうか?ヾ(・ω・`;)ノ
もともとエジプトはヨセフを通して飢饉から救われたのであり、イスラエルに対しては恩がありました。
ところが、エジプト人は大変な恩人であるヨセフのことを早晩に忘れ去り、イスラエル人を奴隷にして苦しめるのでした。
十の災いはまずは単純にエジプト人に対する神様の裁きです。
そして、それだけでなく、その裁きは全世界に主の栄光を現すためのものでした。
ファラオは言います。「主とは一体何者なのか。どうして、その言うことを聞いてイスラエルを去らせねばならないのか。わたしは主など知らないし、イスラエルを去らせはしない。」
なんと主はファラオのこと言葉を答えてくださり、十の災いを通して「なぜその言うことを聞かなければならないのか」を教えてくださったのです。
けっこう前にある東大生が伝道者に対して、「神様が存在することは信じます。でもなぜ神様の言うことを聞かないといけないのですか。わたしは神様に従いません。」と高慢なことを言った話を覚えています。
なぜ従わなければならないのか。
それは、神様に従わないと大変なことになるからです!!!!((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル
ファラオとエジプト人はある意味幸いでした。生きている内に神様の裁きに触れることができたため、中には謙遜になって従った人もいたからです。
最終的に主は紅海をまっぷたつにわけ、イスラエル人が海を渡り終えたあと、追ってきたファラオの軍勢の上に海を元に戻し、エジプト軍を壊滅させました。
主はその目的についてファラオに対して「わたしは、あなたにわたしの力を示してわたしの名を全地に語り告げさせるため」であると言われました。
主の御名はエジプト人にばかりではなく、全地に告げ知らされました。
40年後、エリコの偵察隊は、遊女ラハブからエリコの人々は主がエジプトになさったことを聞いて恐れおののいていると聞きました。
400年後、サムエルの時代、ペリシテ人は神の箱が戦場に運ばれてくるのを見て、「大変なことになった。あの強力な神の手から我々を救える者があろうか。あの神は荒れ野でさまざまなな災いを与えてエジプトを撃った神だ。」
と叫びました。
裁きは主の栄光を大いに現すものです!
同じことを主は全世界的なスケールでもう一度なさいます。主の再臨の前、十の災いのような恐ろしい災いが全世界にくだされることが黙示録に預言されています。
そのときこそ、全世界が主を知ることになります。ハレルヤ!
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