ヨハネによる福音書には「イエスの愛しておられた弟子」が何度か登場します。
中心的な弟子は十二人いたのに、彼だけが「イエスが愛しておられる弟子」として書かれているのです。
個人名は一度も登場しません!
いったい彼は何者で、なんでイエスに愛されてる弟子だと言えるのでしょうか!?ヾ(・ω・`;)ノ
イエスが愛しておられる弟子
彼についての記述を追っていきます。
彼は最後の晩餐の席でイエスの胸もとに寄りかかって、裏切るのは誰か尋ねました。
彼はイエスが十字架につけられる様を見ました。
彼はイエスからマリアの世話を託されました。
彼はペトロと共にイエスの墓に行き、墓が空っぽであることを見ました。
そして、ヨハネによる福音書のしめくくりには、彼が何者であるかが明かされます。
「これらのことについて証しをし、それを書いたのは、この弟子である。わたしたちは、彼の証しが真実であることを知っている。」(ヨハネ21:24)
なんとまあ、イエスの愛しておられた弟子は著者ヨハネ自身でした!彼は自分のことをイエスの愛しておられた弟子と書いたのでした!(°д°)
このヨハネの表現は限りなく正しいです。
それはヨハネがイエス様から誰よりも愛されたからではありません。
ヨハネによる福音書15:9によると、「父がわたしを愛されたように、わたしもあなたがたを愛してきた。」と書かれています。
イエス様の私たちに対する愛は父なる神様がイエス様を愛する愛に等しいというのです。
私たちもヨハネのように、御前で祈るときに言いましょう!\(^o^)/
「あなたが愛しておられる者が来ましたよ!」
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