悪魔の嘘9:光の天使を装う

悪魔の嘘を見破る
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なりすまし、イメージ戦略に乗せられないように気をつけましょう。

悪魔の嘘9:光の天使を装う

悪魔の嘘9:光の天使を装う

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【ノート】
悪魔は嘘ばかりつく。多くの人が悪魔の嘘にだまされて、滅びの道をたどっている。そこで、悪魔の手口を暴き、悪魔の嘘を見破ることによって、悪魔から害を受けないようにしたい。今回とりあげる嘘は、「光の天使を装う」こと。悪魔は私たちをだますために自分の存在自体を偽るのだ。詐欺師は、自分が詐欺師だと正直に話すことはない。正直に話したら誰も騙すことはできない。そこで、詐欺師は家族、警察官、弁護士、資産家など、騙す相手の身内か社会的に信頼されている立場の人に化けるのだ。悪魔は偽りの父、つまり詐欺師の親玉のようなものだ。悪魔も、私たちを騙すために自分の存在を偽って近づいてくる。そのことはⅡコリント11:13-15に書いてある。悪魔と悪魔に仕える人々が、自分たちが神に属する者、正しい者、私たちにとって信頼できる者と偽るのだ。ここで、悪魔が光の天使を装うというのは一例だ。神をかたったり、家族や先祖の霊、過去の偉人の霊をかたったりすることもある。

また、そもそも悪魔はそんなに悪いものではないという嘘のイメージを植え付けようとする試みもある。悪魔はあらゆる媒体を使って自分が無害なものであるというキャンペーンを打ち出している。この世の小説、漫画、アニメ、ゲームなどでは、悪魔、鬼、妖怪、霊などが完全に悪として描かれず、中には良い悪魔もいる、かわいい悪魔、かっこいい悪魔もいる、悪魔と仲良くなることができるということが結構ある。悪魔の勢力がテレビに出演し、インターネットをにぎわし、書店にも並び、幼稚園や学校でも受け入れられ、社会に広く浸透しているのだ。何の違和感も持たずに悪魔のグッズを身に着けたり、コレクションしたりする人々もいる。

悪霊どもはそうやって様々な姿で私たちに近づき、自分が私たちの味方だとかたる。救いの本質にかかわることをのぞけば、愛とか、善とか、世界平和とかいった良いスローガンを口にしさえする。荒れ野でサタンがしたように、聖書の御言葉を引用することもある。聖書の御言葉は強力だからだ。時には私たちを神から引き離すためにあえて私たちの願いを聞いてくれたり助けたりすることもある。たとえば、嫌いな相手を不幸にするということがあるし、病気を癒すこともある。しるしや不思議な業によって私たちを驚かせることもある。そうやって警戒心をなくさせ、惑わしの中にとどまらせて滅してしまうことが悪魔の戦略だ。

では、私たちは本当に信頼すべき霊とそうでない霊をどうやって見分けるのか?聖書を通して見分ける。Ⅱテモテ3:16。聖書はすべて、聖霊様によるもの。それであれば、聖書を否定するのは全部悪霊。聖書の中でも特にイエス様を神の子、メシアと認めない霊はすべて悪霊だ。Ⅰヨハネ2:22、4:2。ここでイエス様の特徴について3つのことが書いてある。御子、メシア、肉となったということ。つまり、イエス様が神であり、罪からの救い主であり、人間であるということだ。この3つのどれかを認めないなら、公に言い表さないなら、例外なく悪霊から出たものだ。異端やスピリチュアリズムは、これらを積極的に否定するので悪霊によるものだ。異端にはエホバの証人、モルモン教、統一協会などがある。三位一体、特にイエス様が神であることを否定したり、原罪と贖罪を否定してイエス様による救いを否定したりする。また、聖書以外の別の本を持ってきて、こっちの方が信頼できるという。スピリチュアリズムというのは死者の霊と交信できるとするものだ。その実態は死者の霊ではなく死者の霊をかたる悪霊との交信だ。霊媒師に悪霊が乗り移って悪霊の言葉をまとめた書物が出版されているが、そこではいろいろと聖書の御言葉の引用しておきながら原罪、贖罪、三位一体は否定している。あからさまに悪霊の教えだ。霊媒以外のあらゆるオカルトで働く霊も悪霊だ。申命記18:10-12。主なる神以外にあがめられている神々も、みんな悪霊だ。Ⅰコリント10:20。

では、イエス様を積極的には否定しない霊はどうなのか?イエス様を積極的に公に言い表さないなら否定したも同然だ。マタイ5:37。どっちつかずの灰色的なものは全部悪いもの、つまり悪魔から出る。中間地帯は存在しない。神に属する霊でなければ、イエス様を公に言い表す霊でなければ、みんな悪霊だ。信じてはならない。私たちは神からの真理として信頼すべきなのは、聖書だ。聖書の内容を信じ、悪魔の嘘にだまされないようにしよう。

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