悪魔の嘘8:私が怒るのは正しい

悪魔の嘘を見破る
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怒る権利というのは幻想です。

悪魔の嘘8:私が怒るのは正しい

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【ノート】
悪魔は嘘ばかりつく。多くの人が悪魔の嘘にだまされて、滅びの道をたどっている。そこで、悪魔の手口を暴き、悪魔の嘘を見破ることによって、悪魔から害を受けないようにしたい。今回とりあげる嘘は、「私が怒るのは正しい」というもの。悪魔は悪い意味で私たちの味方になることがある。「そうだそうだ!」と合いの手を入れることによって私たちの怒りを助長させ、罪を犯させようとする。多くの人々が悪魔の合いの手に乗せられて、直接怒りを本人にぶつけるか、そうでなければ陰口を言ったり、SNSに不満や悪口を書いたりする。エフェソ4:26-27。ここで、怒ることが即罪だとまでは言われていない。人間には喜怒哀楽の感情が与えられている。しかし、もし怒りの感情を持ち続けるなら、確実に罪を犯すことになってしまうことがわかる。「日が暮れるまで」と書いてある。だから、どんなに遅くとも、1日が終わるまでには怒りを捨てなければならない。赦さなければならない。罪を犯すということだけで、私たちは怒り続けることを避けなければならない。しかし、怒り続けることの結果は、罪を犯すことにとどまらない。悪魔に隙を与えることになる。怒りを持ち続けるなら、怒りは私たちの心に住み着き、憎しみとなる。憎しみは悪霊どもの大好物だ。私たちが憎しみを抱いているなら、悪霊を心に招き入れることになる。悪霊は憎しみを抱く人の心を自由に出入りしてどんどん悪影響を及ぼせるようになる。しまいにはその人の救いをも危うくする。マタイ6:14-15。

悪魔はそれで、私たちの怒りをたきつけようとする。怒ることに正当性があると思わせようとする。「確かに怒るのはよくないが、これについては怒るのは当然だ。私には怒る権利がある。」しかし、エフェソ4:26では、怒る理由については、一切触れられていない。つまり、どんな理由であれ、怒り続けるなら罪だということ。悪魔に隙を与えることになるということ。怒る権利なんていうものは存在しないのだ。
まずもって、人間は多くの場合間違った理由で怒りを抱く。にもかかわらず、自分が正しいと勘違いしているのだ。人間は神よりも自分の方が正しいと勘違いして神に対して怒りをぶちまけることが多々ある。ヨナがそうだった。ヨナは神がニネベの人々に対する裁きを降すのをやめたので、怒った。それに対して神は「お前は怒るが、それは正しいことか」と言われた。正しいか?神に向かって怒っているときあなたは正しいか?正しいわけがない!神に対して怒るなんて正しいわけがない。人を裁くか赦すかを決めるのは、正しい審判者である神のなさることだ。神の審判に対して口出しをするというのは、とんでもないことだ。神のなさることは常に正しい。私たちにはよくわからないことがあるが、神のなさることは常に正しい。私たちのするべきことは、哀歌1:18にあるように「主は正しい。わたしが主の口に背いたのだ」と告白することだ。どうしてもすっきりしなければエレミヤ12:1のように、主に祈ってみても良いだろう。主が正しいと認めた上で自分の心の思いを打ち明けるのだ。

時々、人間は完全に正しい理由で怒りを抱くこともある。それでも、怒り続けることは罪だ。Ⅱコリント2:5-11。ここでは、使徒パウロがコリントの信徒たちの中で大きな罪を犯した人を赦すように勧めている。その人は教会から追い出されても仕方ないような罪を犯した。おそらくはⅠコリント5章で不倫と近親相姦の罪を犯した人物についてだ。つまり、その人に対して怒る理由は完全に正しい。にもかかわらず、赦しが勧められている。憎しみによって悪魔につけこまれないためだ。怒る理由が正しくても、怒ること自体が正しくないのだ。ヤコブ1:20。

悪魔は「これについては怒る権利がある」とつぶやく。しかし、怒りを持ち続けるというのは有害であって、有害なものを持つことに権利も何もない。私たちには逆に、赦す特権があると主は言われる。ヨハネ20:23。これは主イエス・キリストからいただくクリスチャン独自の特権だ。私たちは赦して、怒りから自由になることができる!主にあって、赦しを何度も宣言しよう。何十回でも何百回でも宣言しよう。主の祈りの中には他人を赦すことが含まれている。ということは私たちは祈るたびに必要あらば赦しの宣言するべきなのだ。完全に赦したという兆候は何か?もうそのことを話題にしないということだ。必要ない限り、誰に対しても、もうそのことを口にしない。根に持っている人は何年たっても事あるごとに「あのときこんなひどいことを言った」と言い続ける。そうやって自分で心の傷を何度も開いてしまう。主が癒してくださる。だから、私たちはもう口にしなくなることができる。主は私たちの罪を完全に忘れるほど赦してくださっている。ヘブライ8:12。主が赦してくださったように、赦すものとなろう。アーメン。

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