命の御言葉を否定するな
【ノート】
聖書は神の御言葉だ。Ⅱテモテ3:16-17。聖書はすべて聖霊様の導きに従って書かれた。だから、そこに誤りが含まれることはない。だから、聖書はあらゆる科学、哲学、思想よりも常に上に来る。聖書が最高の権威だ。イエス・キリストは聖書の権威を常に承認してきた。だから、イエス・キリストを信じるなら、聖書を全部信じなければならない。イエス・キリストは何度も何度も「書いてある」と言われた。数えてみたところ、福音書には少なくとも25か所、イエス様が「書いてある」と言われたことが書いてある。どこに書いてあるのか？旧約聖書だ。イエス様は教えるとき、旧約聖書の権威に立って語られた。律法については何と言われたか？マタイ5:18。イエス様が教えるときはどこから旧約聖書のどこから教えたか？旧約聖書全体だ。ルカ24:27,44。律法、預言者の書、詩編というのは、それぞれ旧約聖書の歴史書、預言書、詩歌書にあたる。だから、間違いなく旧約聖書全体だ。イエス様は旧約聖書全体から教え、しかも旧約聖書全体からイエス様のことを教えられた。旧約聖書にイエス様のことが預言されているのだ。ヨハネ5:39。イエス様は旧約聖書の権威を認め、旧約聖書はイエス様について証ししているのだ。
では、新約聖書はどうなのか？イエス様は御自分が命じたことを誰に守らせるように命じたか？マタイ28:19-20。大宣教命令はすべてのクリスチャンの使命だ。しかし、まず、イエス様は御自分の教えを教えることを目の前にいる使徒たちに託された。使徒たちに正しい教えを教える権威を与えた。
使徒たちはイエス様御自身のように正しく教えることができた。なぜなら、イエス様と同じ霊、真理の霊である聖霊様を受けていたからだ。ヨハネ16:13。新約聖書はすべて使徒たちが書いたか、使徒たちの権威のもとにある人が書いた。つまり、新約聖書には使徒的な権威がある。使徒は、自分たちが神の言葉を教えているという認識があったし、ほかの人にもそのことをわからせようとしていた。Ⅰテサロニケ2:13。では、新約聖書には何が書いてあるのか？イエス様のことだらけだ！イエス・キリストという貴い御名が何度も出てくる！つまり、イエス様から与えられた権威によって新約聖書は書かれ、新約聖書はイエス様を証しするものなのだ。聖書とイエス・キリストはきっても切り離せない。イエス・キリストを信じるなら、聖書を同時に信じなければならない。
ヨハネ1:4。イエス様は神の御言葉なるお方だ。そして、御言葉には命がある。御言葉を拒むなら命を失う。
自由主義神学というものがある。聖書を一部しか信じない、あるいは全然信じない神学だ。教会が節目節目で選択を迫られたときに、不信仰に基づく選択をした教会が自由主義神学を採用した。たとえば、ダーウィンの進化論が登場したとき、リバイバルが起こったとき、道徳についての世の中の考えが変わったとき、一部の教会は自由主義神学をとった。自由主義神学を採用した教会は全面的に衰退した。命の御言葉を否定したので、教会は命をなくして死んでしまうのだ。日本でも、ヨーロッパでも、アメリカでも、自由主義神学をとる教会は全部没落する。教会が空っぽになる。教会が居酒屋になったり、モスクになったりする。教会に人がある待っているといっても、誰もクリスチャンがいないということがありうる。クリスチャンはキリストと結ばれた人だ。キリストの十字架の死と復活にあやかるものだ。しかし、聖書を一度部分的に否定しだすとあちこち否定してしまい、最終的には自分の救いまで否定してしまう。信仰が妥協し、堕落した結果が自由主義神学だ。自由主義神学をとるなら、それは教会の自殺だ。自由主義神学は教会を滅ぼすと言う点では異端と同じくらい危険だ。自由主義神学に基づいて聖書を学ぶなら、何も学ばない方がずっとましだ。新約聖書時代にも自由主義の人はいた。サドカイ派の人々だ。彼らは霊も復活も信じず、旧約聖書のうち、律法書しか信じなかった。イエス様は旧約版の自由主義者に対してなんといわれたか？マタイ22:29。
ローマ12:2。この世に倣って妥協して御言葉を曲げてはならない。私たちは自分にとって嫌な御言葉、受け入れがたい御言葉に遭遇したとき、どうすればいいのか？神の御言葉を否定するのではなく、自分を否定して悔い改める。まさにその点について、自分に問題があるからだ。黙示録22:18-19。御言葉を否定するなら、滅びることになるということ。
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