キリストの体

イエス・キリストの教会
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教会はキリストの体です。
このことの意味を知ることで教会はうまーく機能するようになるでしょう(^^)/

キリストの体

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【原稿】
イエス・キリストは十字架にかけられ、死んで葬られ、三日目によみがえられた。そして40日間弟子たちと共に過ごして神の国について語られた後、天に昇られた。いまはイエス・キリストの体は全能の父なる神の右に座しておられる。そこで、私たちのために執り成してくださっている。ローマ8:34。では、キリストの体はこの地上にはないのか?いや、ある。キリストの体は全能の父なる神の右におられると同時にこの地上にもある。地上のキリストの体が私たち教会だ!エフェソ5:30。教会には聖霊が与えられた。キリストの霊が教会に宿っているので、私たちはキリストの体なのだ。ではキリスト御自身は体のうちのどの部分なのか?コロサイ1:18。頭。教会の最高指導者はイエス・キリストなのだ。しかし、教会がキリストの体であるということはどういうことなのか?

第一に、私たちはキリストから愛されている。エフェソ5:29。キリストは体である教会を愛しておられる。それは、私たちが自分の体を愛するように、しごく当然のことであり、その愛は徹底している。私たちは自分の体を養うために、毎日三食食べている。私たちは自分の体を強めるために適度な運動をする。また、健康診断を受けるし、体の不調があれば医者にかかったりやすんだりする。私たちは自分の体についてどこまでも徹底的に気を遣うのだ。そして、それは私たちが体に宿っている限りずっと続く。キリストはそのくらい徹底的に体である教会を愛しておられる。私たちの霊、魂、肉体を毎日養ってくださる。不調があればいたわってくださる。むしろ、キリストは私たちが自分の体を愛する以上に私たちを愛してくださっている。私たちは自分の体にとって害となることをすることが往々にしてある。タバコは体に悪いと思っていても快楽のために続けるし、お酒も体を壊してしまうほど飲みすぎてしまう人もいるし、ドラッグに手を出したり、良くないとわかっていながら不健全な性的関係を続けたりして身を滅ぼす人もいる。しかし、多くの人がイエス・キリストを信じて、その方の恵みを深く体験していく中で、体に良くないことをやめるようになる。キリストの恵みがそれをやめさせる。キリストは私たちが自分の体を愛する以上に私たちのことを愛しておられるのだ。このことは、教会が携挙されるまでずっと続けられる。たえまなくキリストが私たちを愛しておられることを感謝しよう!

第二に、私たちは一つである。一つというのは、一心同体であるかのように互いに愛し合っている状態のこと。次の御言葉によく表れている。Ⅰコリント12:26。イエス・キリストは弟子たちが一つとなることを切に願っておられた。どのくらい一つになることを願っておられたのか?ヨハネ17:21-23。三位一体の神が一つであるくらいに完全に一つとなることを主は私たちに望んでおられる!このキリストの祈りの答えとして誕生したのが教会だ。しかし、それぞれ生まれも育ちも性格も違う私たちがそこまで完全に一つとなることはできるのか?できる!何によって?十字架によって!エフェソ2:16。十字架によってイスラエルと異邦人、神と罪人が和解してように違いを超えて一つとなれる!聖霊によって!エフェソ4:3-6。教会には同じ聖霊様が与えられている!聖霊様によって一致が与えられ、同じ信仰、同じ洗礼、同じ神様をいただくことができる!聖餐によって一つであることを確認する。Ⅰコリント10:16-17。聖餐をあずかるとき、私たちはキリストにあって一つであることを再確認することができる。十字架、聖霊、信仰、洗礼、聖餐によって、私たちは一つとなることができる。クリスチャンであるということだけで、私たちには多くの点で一致している!ちょっとした意見の違いで対立し、争ってはならない!むしろ多くの点で同じものが与えられていることに注目し、一つとなろう!とはいえ、違っているということは悪いことではない。

第三に、私たちにはそれぞれ異なった賜物がある。そして、一つであるということは、違いを無理矢理なくして、みんな同じ人格、同じ性格、同じ能力になるように矯正するということではない。むしろ逆で、一つとなって体を作り上げていくためには、違いを受け入れ合い、認め合うことが鍵になる。Ⅰコリント12:14-25。体の各部が喧嘩しあったら大変なことになる!そんなことをしたら頭であるキリストが困ってします。体の各部はそれぞれが必要な機能を持っている!必要な役割を担っている!みんな同じでは体を作り上げることができないのだ!各部が違っているからこそ体は成立する!私たちがそれぞれ違っているからこそ、教会はキリストの体たりうる!相互補完している。私たちは互いに必要としあっている。特に私たちの違いは役割と賜物という点に表れる。Ⅰコリント12:27-30。みんなが同じ役職、同じ賜物ではなく、それぞれ違っているからこそ、成立する。そして、役職と賜物はどちらもイエス・キリストが与えるものだ。だから誰も自慢をしてはならない。すべては与えられたものなのだ。エフェソ4:7-16。キリストがある人々に役職を与え、ほかの人々はその指導に従うので、すべての人が成長することができる。

このことは一つの地域教会の中でもいえることだし、聖なる公同の教会全体についてもいえることだ。教会には、特にプロテスタントには多くの宗派が存在する。それは良いことだ!異端でさえなければ、体にはいろいろな機能が必要なように、それぞれ異なったスタイルの教会があってしかえるべきだ。宗派間で、互いの異なっている点について、それが優れたことなのであれば尊敬しあい、学びあうことが必要だ。キリストは教会全体を御自分の満ち溢れる豊かさに至るまで引き上げたいと願っておられる。そして、実際に教会がその高みに達したら、教会は引き上げられる!教会は携挙される!体は頭であるキリストと一つとなる!ハレルヤ!私たちはそのことを目指してキリストによって一つとなろう!アーメン!

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