[マタイ福音書27:45-61]イエスの死

マタイによる福音書
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イエス様は体中に鞭打ちによる裂傷と挫傷を受けました。
頭には茨の冠のとげが刺さっていました。
十字架の杭が両手両足を刺し貫いていました。ずぶとい神経が走っている部分です。そのため、イエス様は人間が経験できる最大の痛みを感じていました。
また、呼吸筋と横隔膜が緊張状態のまま固定されるため、息を吐くことすらままなりません。息を1回吐くためには足をはらなければならず、その度に激痛が走ります。

にもかかわらず、イエス様は何時間も黙々と耐え忍ぶことがおできになりました。
イエス様の肉体の痛みは最悪なものでしたが、イエス様はさらにもっと大きな苦しみを味わわなければなりませんでした。

[マタイ福音書27:45-61]イエスの死

[マタイ福音書27:45-61]イエスの死

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【聖書箇所】
マタイによる福音書27:45-61
45 さて、昼の十二時に、全地は暗くなり、それが三時まで続いた。
46 三時ごろ、イエスは大声で叫ばれた。「エリ、エリ、レマ、サバクタニ。」これは、「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」という意味である。
47 そこに居合わせた人々のうちには、これを聞いて、「この人はエリヤを呼んでいる」と言う者もいた。
48 そのうちの一人が、すぐに走り寄り、海綿を取って酸いぶどう酒を含ませ、葦の棒に付けて、イエスに飲ませようとした。
49 ほかの人々は、「待て、エリヤが彼を救いに来るかどうか、見ていよう」と言った。
50 しかし、イエスは再び大声で叫び、息を引き取られた。
51 そのとき、神殿の垂れ幕が上から下まで真っ二つに裂け、地震が起こり、岩が裂け、
52 墓が開いて、眠りについていた多くの聖なる者たちの体が生き返った。
53 そして、イエスの復活の後、墓から出て来て、聖なる都に入り、多くの人々に現れた。
54 百人隊長や一緒にイエスの見張りをしていた人たちは、地震やいろいろの出来事を見て、非常に恐れ、「本当に、この人は神の子だった」と言った。
55 またそこでは、大勢の婦人たちが遠くから見守っていた。この婦人たちは、ガリラヤからイエスに従って来て世話をしていた人々である。
56 その中には、マグダラのマリア、ヤコブとヨセフの母マリア、ゼベダイの子らの母がいた。
57 夕方になると、アリマタヤ出身の金持ちでヨセフという人が来た。この人もイエスの弟子であった。
58 この人がピラトのところに行って、イエスの遺体を渡してくれるようにと願い出た。そこでピラトは、渡すようにと命じた。
59 ヨセフはイエスの遺体を受け取ると、きれいな亜麻布に包み、
60 岩に掘った自分の新しい墓の中に納め、墓の入り口には大きな石を転がしておいて立ち去った。
61 マグダラのマリアともう一人のマリアとはそこに残り、墓の方を向いて座っていた。

詩編22:2
わたしの神よ、わたしの神よ/なぜわたしをお見捨てになるのか。なぜわたしを遠く離れ、救おうとせず/呻きも言葉も聞いてくださらないのか。

イザヤ書53:12
それゆえ、わたしは多くの人を彼の取り分とし/彼は戦利品としておびただしい人を受ける。彼が自らをなげうち、死んで/罪人のひとりに数えられたからだ。多くの人の過ちを担い/背いた者のために執り成しをしたのは/この人であった。

ヘブライ人への手紙10:19-20
19 それで、兄弟たち、わたしたちは、イエスの血によって聖所に入れると確信しています。
20 イエスは、垂れ幕、つまり、御自分の肉を通って、新しい生きた道をわたしたちのために開いてくださったのです。

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