説教奉仕の約束を絶対に破らない (ジョージ・ミュラー)

供給と救出
スポンサーリンク

※奇跡レポートの記事を走り書きに移管しました。

ある客船が5週間海を漂っていました。あたり1面濃霧が立ち込めており、方向を見失っていたのです。乗客の1人が船長に言いました。

説教奉仕の約束を絶対に破らない (ジョージ・ミュラー)

「船長、私は土曜日の午後までにカナダのケベックに着いていなければなりません。」
そう言ったのは、ブリストルのジョージ・ミュラーでした。
「それは不可能です。」
船長は答えました。

「わかりました。この船がケベックに土曜日までに着くことができないなら、神は別の方法を何らかのかたちで見つけられるでしょう。私は57年の間、ただの一度も説教奉仕の約束を破ったことがないのですから。さあ、海図の広げてある下の部屋に行って祈りましょう」

船長はジョージ・ミュラーを見つめました。突拍子もない話を聞いて、ひょっとしたら精神病院のお世話になっているのではないかと思ったのです!
「先生、この霧がどれだけ濃いかわからないんですか。」

「いいえ。私は、どれだけ霧が濃いかではなく、生ける神に目を止めているのです。神は、私の生活のあらゆる状況を支配しておられるのです。」

それから、ジョージ・ミュラーによって単純な祈りがささげられました。続けて船長が祈ろうとすると、ミュラーは静止しました。
「祈る必要はありません。第1にあなたは神の御業を信じていないし、第2に私はすでに神が祈りを聞いてくださったと知っています。さあ、外に出ましょう。霧はもう晴れました!」
2人が外に出ると確かに霧は跡形もなく消えていました。ジョージ・ミュラーはケベックに土曜日の午後までに到着し、予定通り奉仕することができました。

■出典 : 祈りの力

著者 : ジョージ・ミュラー
出版 : マルコーシュ・パブリケーション

コメント

タイトルとURLをコピーしました